餌の与え方

初めて熱帯魚を飼った人は、どうしても餌を与えすぎてしまいます。熱帯魚もなれてくると餌をクレクレといわんばかりによって来てそれがかわいくてどうしても与えすぎると思います。

そうやって餌を与えすぎると、水質悪化や熱帯魚のメタボにつながります。

与えすぎるとどうしても食べ残しが発生します。食べ残しが水に溶け、白濁したり、水質悪化から病気が多発し、魚が死んでしまったりすることもあります。

また、熱帯魚は餌を入れるたびに餌を食べますので、ブクブク太っていきます。

その結果人間と同じように熱帯魚も短命になります。正にメタボリックシンドロームですね。

よく食べ残した餌はバクテリアに分解され水草の肥料になると書いてありますが、それはごく微量ですので、あてにすると水草が吸収できない分を苔が吸収して、あっという間に苔だらけになってしまいます。

よく餌の与え方に1日に2・3回3分ほどで食べきる量を与えてくださいと書いてありますが、これは完全に与えすぎです(初心者でいきなり大型魚を飼う人はいないと思いますので、小型魚を前提に)。この与え方で行くと完全にメタボまっしぐらです。

多くても1日に1回1分もかからないうちになくなる量で十分です。

管理人は3日に1回1分ほどでなくなる量を与えていますが元気に成長していってます。

与えすぎは、水質の悪化=苔だらけとなりますのでできるだけ少量を心がけてください。