コンゴテトラ(学名:Phenacogrammus interruptus) は、カラシン目アレステス科 Alestiidae に属する、主に観賞用の熱帯魚。中央アフリカやコンゴが原産。
体長約10 cm。尾びれ後端の中央付近が突出し、その先端が二つに裂けているのが特徴。
体の割りに大きな鱗を持ち、メタリックに輝く体色が美しい。
雄は鰭が伸びるが、雌は雄に比べて小型で、鰭が伸びず体色も地味である。
アフリカ産のカラシンの中ではポピュラーな種類で、飼いやすく、熱帯魚店などでもよく見かける。
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熱帯魚初心者講座
熱帯魚を飼ってみたい方に役に立つ飼育情報を紹介しています。 飼い方の流れなどの基本的知識を紹介しています。熱帯魚の飼育法を初心者の方にもわかりやすく 紹介!
ペンシルフィッシュの種類
ベックフォルディペンシル
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- 学名 Nannostomus beckfordi Günther
- 模式種。ポピュラーなペンシルフィッシュで、養殖個体が大量に入荷する。ラインが一本入るだけのシンプルな魚だが、婚姻色を呈すると体が濃い褐色と赤に染まる。丈夫で、飼育・繁殖はそれほど難しくない。全長4cm。
- スリーラインペンシル
- 学名 Nannostomus trifasciatus Steindachner
- 各ヒレに赤い斑点をもつとても美しい種類。その発色のしかたは採取場所によって差が見られる。「トリファ」の名でも売られている。全長4~5cm。ベレン産のものは赤いラインが入り美しいが、気が強いために同種や近縁種との混泳には注意が必要。全長5cm。
- ナノストムス・エリスルルス
- 学名 Nannostomus erythrurus
- スリーラインペンシルに似るが、中央のラインが太い。
- ナノストムス・リマートゥス
- 学名 Nannostomus limatus Weitzman
- スリーラインペンシルに似るが、赤いスポットがない。
- ナノストムス・マルギナトゥス
- 学名 Nannostomus marginatus Eigenmann
- 数亜種がいる。そのほか飼育変種に、アークレッドペンシルに似るが色味に違いがあり比較的おとなしいブラッドレッドペンシルや、黄色味の強いローザイエローペンシルなどがいる。
- アークレッドペンシル
- 学名 Nannostomus mortenthaleri Paepke and Arendt
- 最近になって登場した種類で、マルギナトゥスの亜種とすることもある。全身が真紅に染まり非常に美しい。主にペルーから輸入される。気が強く、同種間の争いが多いので、水草などをたくさん植えて、隠れ場所を多く作って飼育するとよい。全長4cm。
- ナノストムス・エスペイ
- 学名 Nannostomus espei (Meinken)
- ラインを基調とした他のペンシルフィッシュと異なり、体側に5つの黒いスポットが入る独特の模様を持つ。かつては非常に輸入量が少なく、一度入荷したら4年は来ない"オリンピックフィッシュ"という異名を持っていたが、90年代後半から比較的コンスタントに入荷するようになった。近年はコンスタントな入荷がみられる。全長4cm。
- ナノストムス・ニチダス
- 学名 Nannostomus nitidus Weitzman
- ベックフォルディペンシルに似た印象のペンシルフィッシュ。黒いラインの上側に入る光沢が緑を帯びることから、ネオングリーンペンシルの別名もある。
- ハリソニーペンシル
- 学名 Nannostomus harrisoni (Eigenmann)
- 大型のペンシルフィッシュで、7cmほどになる。大型とは言っても非常に温和で、デリケートな性質である。
- ナノストムス・ディグラムス
- 学名 Nannostomus digrammus (Fowler)
- 全長3cmほどの小型で細身のペンシルフィッシュ。赤いスポットはなく、体がメタリックに発色する。
- ナノストムス・マリリナエ
- 学名 Nannostomus marilynae Weitzman and Cobb
- ディグラムスに似る。
- ナノストムス・ミニム
- 学名 Nannostomus minimus Eigenmann
- ディグラムスに似る。
- ナノストムス・アンドゥゼイ
- 学名 Nannostomus anduzei Fernandez and Weitzman
- ペンシルフィッシュの仲間で最小の種類で、最大で2cmほど。雄雌で明確に体色が異なり、雄はヒレの赤みが目立つ。
- ナノストムス・ビファスキアトゥス
- 学名 Nannostomus bifasciatus Hoedeman
- ラインが2本。
- ナノストムス・ブリツキイ
- 学名 Nannostomus britskii Weitzman
- ナノブリコン・エクエス
- 学名 Nannobrycon eques (Steindachner) = Nannostomus eques Steindachner
- 多くのペンシルフィッシュとは別属のナノブリコン属に属するペンシルフィッシュ。本来ペンシルフィッシュと呼ばれていたのはこの種で、水面近くを45°上を向いて泳ぐ独特の姿を鉛筆に例えて名づけられたと言われている。全体的に黒っぽく、ブラックペンシルとも呼ばれる。地域変異としてラインの下側に黒いスポットの入るものと入らないものがいる。全長5cm。
- ワンラインペンシル
- 学名 Nannobrycon unifasciatus (Steindachner) = Nannostomus unifasciatus Steindachner
- ラインが一本のみ入ることからこの名前で呼ばれる。ハリソニーペンシルに似るが、ナノブリコン属独特の頭部を上にして泳ぐ様子や尾びれの下側全体に模様が入ることから見分けられる。全長5cm。
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ペンシルフィッシュ
ペンシルフィッシュ (pencil fish) は、カラシン目レビアシナ科に属する小型淡水魚のグループ。16–17種がいる。
これらはナノストムス属 Nannostomus に分類することもあるが、さまざまな説がある。
以下では、ナノストムス属とナノブリコン属 Nannobrycon に分ける説を取る。
アマゾン川、ネグロ川、ギアナなどに分布する淡水魚。
ペンシル(鉛筆)の名の通り、細長い体型をしている。
ペンシルフィッシュの仲間は、コケ(糸状の藻類)を食べることで知られている。美しい色彩をしたものが多く、独特の風貌とコケ取り能力の高さで人気が高い。
ナノブリコン属は、頭部を上になるよう大きく体を傾けて泳ぐ。これは他のレビアシナ科には見られない特徴である。
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