観賞魚としてのピラニア


鋭い牙に注意していればピラニアは飼育が容易な種である。

ただし、水槽の中に手を入れて作業する場合、ピラニアがパニックを起こして泳ぎ回った結果として牙に接触して怪我をする事故が起こる。

同様にピラニアが水の外に出て暴れているような状況で、素手や軍手程度の装備で捕まえようとする行動も事故を誘発する危険がある。食性に対しては、主に活餌としての金魚のほか、刺身や鶏肉などで対処可能である。

日本には1950年代後期に大阪の園芸会社の橘善兵衛によって、初めてブラジルから輸入された。

熱帯種の為、日本の河川では越冬することが基本的にできないが、稀に温暖な地域や、暖かい水が流れ込む水域では越冬し、おそらく飼育されて逃がされたものと見られるピラニアが日本の河川で捕獲されることがある。


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