飼育方法

水槽
水槽のサイズは特別に大きかったり小さい種を除けば、120×60×45cm以上の水槽が必要となる。現地の淡水エイは砂に潜ることが多いため、魚を落ち着かせるために底砂を敷くのは有効だが、メンテナンス性ではベアタンクが優れる。
濾過装置は強力なものが望ましい。オーバーフローが最適だが、そうでない場合には上部濾過装置に外部濾過装置を組み合わせるなどして濾過機能を高める必要がある。
エイの火傷を防ぐためヒーターにはカバーをする必要がある。
 
基本的に生き餌を好むが、人工飼料を食べないわけではない。
栄養、衛生面で人工飼料の方が優れる。
 
繁殖
水槽での飼育においても、雌雄のペアが揃えば比較的容易に繁殖させることが可能であり、モトロを始めとした複数の種類で繁殖の成功が報告されている。
卵胎生であるため、ある程度成長した子供が直接生まれてくる。
 
諸注意
淡水エイは比較的珍しいため専門ショップで購入することが望ましい。
一般ショップでは個体の状態を良く吟味した上で購入しなければならない。
また、エイの尾の棘には毒があるので、素手で取り扱うのは止めておくのが無難である。